研修医からのメッセージ

研修修了者(平成22年度生・東大卒)/近森正智氏

近森 正智研修医

指導して下さる先生方は多くいらしたので、分からない事があればすぐに聞く事が出来る体制は整っていました。

 もともと自分は後期研修は出身大学の医局に戻り、関連病院を周るつもりでいました。しかし 初期研修中は出身大学卒の医師が多くいる病院では、どうしても一つの考えに固まってしまう可能性もあったので、見聞を広めるためにも、医局とは関係のない病院で研修したいと考えていました。また自分の専門領域(腎臓内科)とは異なる分野に重点を置いた病院にも興味がありました。インターネットなどで研修病院を探していると千葉県立病院群卒後臨床研修プログラムでは様々な病院を研修する事ができ、また小児科、救急、精神科をそれぞれ専門的に診ている病院で研修する事も可能だと分かったため、自分の考える初期研修が出来るのは、まさにこのプログラムだ、と考えました。

 実際に研修してみて分かったのは、病院の特色により患者さん、病態などに対する見方が変わってくるという事でした。このため病院を異動する度に「このタイミングで何故この検査をするのか」「この処方を追加するのは何故か」など不明な点が多々出てきましたが、幸い指導して下さる先生方は多くいらしたので、分からない事があればすぐに聞く事が出来る体制は整っていました。また研修する上で足りないものがあれば、県の方で教科書の購入等を検討して下さるため、日常業務をする上で特に不自由は感じませんでした。

 また病院を転々とするため引越しが多くなる事を心配していましたが、実際に引越しが必要なのは千葉市外の病院のみであり、新たに住む場所についても予め家具が備わっているため、引っ越すのに必要なものは布団とシャンプーぐらい、と簡単な荷物だけで異動する事が出来ました。科にもよりますが週末は比較的、時間が空いているので自分のやりたい事も出来ました。

 ただ、がんセンター等のように一般病院とは診療内容が異なる病院もあるため、プライマリケアについては予め勉強して、その知識に専門的知識を加えていくという姿勢で臨まなくては、折角の環境を十全に生かせないので積極的に勉強を進めていく事が必要でした(勿論、一般病院でも研修するのでプライマリケア、一般内科も研修できます)。まだ研修先病院をどこにするか悩んでいる学生さん方も大勢いると思いますが一つの選択肢としてこのプログラムをお勧めします。


▲ページTOPに戻る