研修医インタビュー〜千葉県立病院群で研修してみて〜

上田あかね研修医

上田研修医写真

「短期間で病院をローテーションをしていくことで、新しい環境での順応性も向上しているのではないかと思います。もちろん大変な面もありますが、医師という職業は将来的にも異動が多い可能性が高いので、今後役立つのではないでしょうか。」

Q1.千葉県立病院群を卒後の臨床研修先をして選んだ理由を教えてください。

Ans. 研修先を決めるにあたり、様々な病院を見学させていただきました。2年と決められた初期研修期間を過ごすのであれば、やはり色々な経験をしたいと思っておりましたので、センター病院から地域病院まで幅広くローテーションできる千葉県立病院群に興味を持ちました。また、小児科希望でしたので、小児科研修をこども病院で行えることも魅力的でした。

Q2.研修を開始してからこれまで、がんセンター、救急医療センター、東金病院の計3ヶ所をローテーションされていますが、それぞれで感じた特徴を教えてください。

Ans. まだ3病院でしか研修を行っていませんが、それぞれの病院で役割分担がはっきりしていることを実感しました。ただ患者さんからしてみると、病院は病院であり、最善の医療、ケアを受けたいと希望されていることは共通しています。私の場合は、たまたまなのですが、最初の半年間は2カ月おきに病院が移動になるというスケジュールでした。ですからやっと慣れてきて余裕が出始めると、また新しい病院へ・・・という流れだったので戸惑った部分もありました。

捉え方次第だと思いますが、この経験は私にとっては良い方向へつながっています。やっとシステムにも慣れ、病院スタッフとの関係作りが出来てくる頃に別れることになりますので、それはとても残念なのですが、短期間で病院をローテーションをしていくことで、新しい環境での順応性も向上していると思います。もちろん大変な面もありますが、医師という職業は将来的にも異動が多い可能性が高いので、役に立つと思っております。

Q3.現在東金病院で研修されていますが、どのような研修をしていますか。教えてください。

Ans. この東金病院は、これまで研修した病院に比べると規模が小さく、研修医でも外来から入院、退院後の流れを経験することができます。例えば、初診を担当した患者さんが入院した場合には病棟での担当医になり、その後退院してからの再診も受け持つこともあります。外来では実際に問診を取ったり、、上の先生方と相談しながら、検査や処方のオーダーを出したりします。センター病院では診断のついている方が多いですが、東金病院では主訴と病歴から鑑別を行っていきます。これがとても勉強になります。指導の先生方との距離も近く、コンサルトしやすい状況ですので、研修医だけで診断をつけなければならないようなこともあり安心です。これまで、大学病院などでは経験することがなかったのですが、患者さんは高齢の方が多く、介護や経済的な問題など、医療は治療だけではないことを実感する日々です。患者さんのご家族とソーシャルワーカーさんとの話し合いにも参加したりと、視野が広がったと思います。また1次、2次救急、小児科当直では発熱やめまいなどのcommon diseaseを多く診ることができました。

Q4.医学生へ向けて、一言お願いします。

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「研修プログラムも病院のカラーも千差万別です。医学生の時は、時間もチャンスも沢山あると思うので、実際見学に出向いて行って、自分の求める研修先を探して欲しいと思います。」

Ans. 千葉県立病院群での研修は病院や科など選択の幅が広く、指導医の先生方や病院局の研修担当者と相談しながら、、研修計画に自分の希望を取り入れてもらえます。移動が多いのは多少負担に感じることもあるかもしれませんが、住む場所は確保されますし、研修医担当の窓口もしっかりしており、かなり恵まれた環境であることは確かです。

現在研修先を選択中の学生さんは、先輩に相談したりホームページなどを見たりしていると思いますが、もし気になった病院があれば、必ず見学して欲しいと思います。やはり自分の目で確かめるのが一番です。研修プログラムも病院のカラーも千差万別です。医学生の時は、時間もチャンスも沢山あると思うので、後期研修も見据えながらどんどん病院見学に出掛けていかれてはいかがでしょうか。


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