指導医インタビュー「千葉県立病院群とは?」

循環器病センター 宮崎彰診療部長

宮崎先生写真

「研修生活を経験した方たち皆が、公私共に満足してくれているので、私にとっても本当に嬉しいことです。」

Q1.千葉県立病院群の研修プログラムでは、色々な病院を選択できることが特徴となっていると 思います。1年目の要ともいえる6ヶ月間の内科研修について、それぞれの病院の特長を教えてください。

Ans. 千葉県立病院群では、専門性が高いセンター病院から地域の中核病院までを連携させ、幅広く学べるプログラムを組んでいます。一言で「内科研修」と言ってもその中身は多岐に渡るもの。例えばセンター病院では高度な先端医療を中心に学びますし、一方の地域の中核病院では、研修医であっても患者さんを初診から担当するということは珍しくありません。当たり前のことですが、それぞれの病院が在るエリアや診る患者さんによって、学べることや求められることが異なっているのです。

この千葉県立病院群は、センター病院や地域の中核病院をローテーションすることで偏った研修内容にならず、日々新しいことを吸収できるようになっています。1年目の研修において大切なのは、患者さんの病体をしっかりと診られるようになること。先端医療に接し、地域医療の現状を知って幅広く診療のノウハウを学べることが、ここのプログラムの最大の特長だと言えるでしょう。

Q2.研修1年目に循環器病センターを選択した場合、どのような研修となるのか教えてください。また2年目の選択研修も含め、循環器病センターでの研修の特徴を教えてください。

Ans. こちらでは神経内科や心臓内科といった、いわゆる循環器に関して診ることができます。循環器を診るというのは、患者さんの全身を診るということになるわけです。例えば救急で運ばれてきた状態の患者さんがそのまま入院した場合、退院という経過を経て日常生活に戻り、その後の再診という一連の流れに接し、全身状態を把握した上でのアフターフォローにつなげることもできる。これは通常、研修医の立場ではなかなか経験できないことではないでしょうか。
また検査や処置についてですが、研修医といえども一歩踏み込んだ大きな内容のものを経験していただきます。検査に関しては静脈や気道の確保から血管造影、なお処置に関してはペースメーカーの植え込み等、高い技術が必要な「手技」を学べるようにしています。 

2年目以降の選択研修では、専門科目として神経外科等の外科系科目も学べるようになっています。1年の研修期間の中で、たいていの研修生は少しずつでも興味を持ち始める分野が出てきます。2年目に入っても、また3年目以降もじっくりと腰をすえて研修を続けられるようなプログラムとなっていることが大きな特徴ですね。

Q3.循環器病センターで研修する場合、立地面を考え、宿舎等がどうなっているのでしょうか。教えてください。

Ans. こちらでは敷地内に宿舎を設けています。単身者用の部屋だけでなく、ご家族で入居できる広さの部屋も用意していますので、安心して研修先に選んでいただければと思っています。そして地域的にも自然がとても豊かなので、研修生達は休日になるとサイクリングや釣りを楽しんだり、また夜間は満点の星空を眺めてリラックスしているようです。そうそう、夏にはカブトムシもたくさんいます!こちらでの研修生活を経験した方たち皆が、公私共に満足してくれているので、私にとっても本当に嬉しいことです。

Q4.最後に、医学生へ向けてのメッセージをお願いします。

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「研修生が少しずつでもリラックスできるようにサポートすることの大切さを感じています。」

Ans. とにかくじっくりと患者さんを診るということを念頭に、研修先を選んでいただきたい。千葉県立病院群では、初期研修における研修生達の希望を充分に満たせる指導ができますので、ぜひ腰をすえてしっかりと学んで欲しいと思っています。上級医師と積極的にコンタクトをとりながら研修期間を過ごせると、2年目、そして後期研修にもつながっていきます。

最初は緊張するしぎこちないのは当たり前ですし、1人だとどうしても悩みを抱えがちですから、研修生が少しずつでもリラックスできるようにサポートすることの大切さを感じています。研修期間中は、医師になる上で辛いことも経験すると思いますが、ステップアップするにつれて、次への明るい希望が見えてくるのも確か。ぜひ頑張って欲しいと思います。


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